さつまいもについて
さつまいもの保存
さつまいもにとっての適温は13~16度。
寒さに弱いため、決して冷蔵庫には入れずに、新聞紙等に包んで日が当たらない場所に置いて下さい。
使いかけはラップに包んで冷蔵庫へ入れて下さい。
商品到着後しばらく寝かせていただくと、熟成され、本来の食感と風味がいっそう増します。
品種一覧
品種名 |
販売
開始
時期 |
特徴 |
おすすめ料理 |
こがね(紅東) |
9月
中旬 |
濃い黄色で繊維が少なく、甘みが強い。特に掘りたてはとてもホクホクですが、
貯蔵中にややネットリに変わります。煮崩れしにくいです。 |
焼き芋や蒸し芋、天ぷら、お菓子作りの材料など |
シルクスイート |
9月
中旬 |
滑らかな食感と甘さで話題の新品種。
とてもしっとりとしていて甘みは強いほうです。
また、貯蔵性に優れています。 |
焼き芋、蒸かし芋、天ぷら、お菓子づくり等 |
紅赤(金時) |
10月
中旬 |
120年続く希少品種。ホクホク系で、程よい甘さと紅赤独自の風味が特徴です。
火の通りが早いです。 |
焼き芋、天ぷら、大学いも、キントン等 |
紅はるか |
10月
中旬 |
ねっとりとした食感であり、滑らかな口あたり、特段に甘味が強いのが特徴です。
| 焼き芋、干し芋、お菓子づくり等 |
※品種ごとの販売時期は上記の通りですが、販売終了は大体同時期です。
通常、翌年の1月末くらいが目安となります。
ただし、年内に完売してしまうこともありますので、前もってご確認いただければ幸いです。
さつまいも栽培暦
1月~2月 |
落ち葉掃き |
2月中旬 |
育苗ハウス内の土作り(施肥、消毒、耕運、電熱線敷設、マルチ張り) |
2月~3月 |
ポット苗の移植~ハウス内トンネル張り、潅水、追肥、加温と換気 |
3月下旬 |
種芋ふせ込み |
4月~5月 |
ほ場の土作り(施肥、消毒、耕運、マルチ張り) |
5月中旬~ |
苗挿し |
6月~8月 |
管理(草取り、フェロモン誘引トラップや殺虫剤による害虫防除) |
9月~11月 |
収穫(つる刈り、マルチはがし、掘り取り) |
9月~12月 |
販売 |
さつまいもの栄養
さつまいもには自然の甘さ、おいしさがあります。
主成分はでんぷんで、加熱すると一部が糖質にかわり甘味が増します。
しかしカロリーは米や小麦の1/3程度と低く、ビタミンCや食物繊維がたっぷりと含まれているので、
体の外も内もきれいにしてくれる、現代人にうれしい野菜です。
さつまいもの主な栄養素と働き
- カロチン
体の中でビタミンAとして働きます。体調を整える他、ガン予防の効果もあると言われています。
- ビタミンB1、C
さつまいもに含まれるビタミンB1やCはデンプンに守られているので、熱を加えても壊れないのが特徴です。調理をしても約9割が残ります。
- 食物繊維
さつまいもにたくさん含まれている食物繊維は、お通じを良くすると共に体の中の有害物質を体外に運び出してくれ、肌を美しくするほか、大腸ガンの予防になります。
- ヤラピン
さつまいもを切った時に出る白い乳液(ヤラピン)。この成分が食物繊維と一緒になって便通を促進します。
- カリウム
体内の塩分を排出するため、むくみ予防に効果があります。
他にも鉄、リン、ビタミンB2、Eなどが含まれています。